03-5512-8151
対応時間
平日10時~20時
定休日
土・日・祝日

※事前予約で休日対応可能

就業規則違反した社員への対応(罰則・解雇)/弁護士 熊谷 博幸

弁護士 熊谷博幸 > 企業法務 > 就業規則違反した社員への対応(罰則・解雇)

就業規則違反した社員への対応(罰則・解雇)

就業規則違反と懲戒
就業規則違反は懲戒事由になるのが一般的です。したがって、使用者は懲戒権を行使し戒告・減給・停職・懲戒解雇などの処分をできます。ただし、その行使には細心の注意が求められます。社会的相当性がない懲戒権の行使は無効になると法律で規定されているからです。

 

■懲戒権行使の条件
懲戒処分をするためには、あらかじめ就業規則に懲戒事由を明示しておく必要があります。なにが懲戒事由なのか明示することで、労働者に注意を促すと同時に異議申し立ての余地を与えなければならないからです。
また処分の内容も就業規則違反の内容に照らして相当なものに留めなければなりません。戒告程度で十分な就業規則違反に対して減給や解雇など必要以上に重い処分を課すことは認められません。

 

■懲戒解雇の条件
上述の通り懲戒処分は就業規則違反の内容に照らして相当な範囲に留めなければなりません。したがって、最も重い懲戒解雇が認められるのは、極めて重大な就業規則違反に限定されます。就業規則の内容も合理的内容に限定され解釈され、「会社に損害を与えた」など文面上懲戒事由にあたる行為であっても、背任罪が成立する場合に限定するなど、懲戒解雇もやむを得ない場合に限定して解釈されます。このように懲戒解雇にあたっては慎重の上に慎重を期する必要があります。

 

弁護士熊谷博幸は、労働問題に関するご相談を承ります。お困りの際には、ぜひご連絡ください。

当事務所が提供する基礎知識

  • 交通事故

    大変残念なことですが、交通事故のニュースは後を絶ちません。最近は特に、高齢ドライバーによる高速道路の逆送やブレーキとアク...

  • 変形労働時間制とは

    原則として労働時間は1日8時間、1週40時間とされており 、これを超える時間勤務した場合には時間外労働となり、割増賃金を...

  • 就業規則違反社員への正し...

    就業規則とは会社と従業員が守るべきルールのことを言います。 常時10人以上の従業員を使用する使用者は、就業規則を作成し、...

  • 従業員から未払いの残業代...

    会社の従業員から未払いの残業代の請求を受けたときに、どのような対応をすることができるでしょうか。まずは、従業員が請求して...

  • 労働法務とは

    ⬛︎労働法務とは労働法務とは会社と従業員の紛争を未然に防止し、紛争が発生してしまった際には適切な解決に導く法務です。また...

  • 労働契約書の作成

    ⬛︎労働契約書の必要性労働条件通知書や雇用契約書は、正社員に限らずパートやアルバイト・契約社員であっても、雇用時に明示す...

  • 離婚の流れ

    「離婚したいと考えているが、まず何から手を付けたら良いのか分からない」「離婚に関しての知識がなく、自分の行動が正しいのか...

  • 売掛金の時効について

    売掛金には時効があり、一定の期間が経過すれば消滅時効により回収できなくなる恐れがあります。そのため、売掛金の請求をいつま...

  • 共有不動産の分割

    共有物については、共有者間に分割をしない旨の契約があるという様な事情がなければ、原則としていつでも分割を請求することがで...

  • 個人間の金銭トラブル

    「友人に貸したお金がいつまで経っても返ってこない」「かなり昔の借金に対し、知人から突然請求が来て困っている」このように、...

よく検索されるキーワード

弁護士紹介

弁護士 熊谷 博幸 (くまがい ひろゆき)
所属 第一東京弁護士会
所属事務所 飯野・八代法律事務所
所在地 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル15階
電話番号/FAX番号 03-5512-8151 / 03-5512-8155
対応時間 平日10時~20時
定休日 土・日・祝日(※事前予約で休日対応可能)
著作等

共著『詳解 働き方改革関連法』労働開発研究会 2019年7月

共著『第2版 実務コンメンタール労働基準法・労働契約法』労務行政研究所
2020年03月 令和2年3月31日現在

ページトップへ